紅藻に特有の新奇な葉緑体蛋白質輸送因子の発見に関するプレ スリリースはこちら

紅藻など非緑藻類に広く分布する 新たな葉緑体タンパク質輸送因子を発見 ー 藻類進化に新説の可能性

大阪大学プレスリリース 日本語版

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2022/20220823_3

大阪大学プレスリリース 英語版

https://resou.osaka-u.ac.jp/en/research/2022/20220823_3

原論文:
A distinct class of GTP-binding proteins mediates chloroplast protein import in Rhodophyta.

https://doi.org/10.1073/pnas.2208277119

オープンアクセスですのでフリーでダウンロードできます!

私たちの紅藻に特有の新奇な葉緑体蛋白質輸送因子の発見の論 文が Proceedings of the National Academy of Sciences (PNASオンラインに 2022年8月 15日付で掲載されました!

A distinct class of GTP-binding proteins mediates chloroplast protein import in Rhodophyta.

https://doi.org/10.1073/pnas.2208277119

オープンアクセスですのでフリーでダウンロードできます!

私たちの葉緑体蛋白質輸送装置の新奇な必須因子の発見の論文 が The Plant Cell オンラインに 2022年8月5日付で掲載されました。

Tic12, a 12-kD essential component of the TIC protein translocon at the chloroplast inner envelope in Arabidopsis.

https://doi.org/10.1093/plcell/koac240

上記発見の論文発表に関する大阪大学プレスリリース “葉緑体形成に必須なタンパク質輸送装置の中核を担う新たな因子を発見” にも紹介されています。

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2022/20220809_2

Installation of authentic BicA and SbtA proteins to the #chloroplast envelope membrane is achieved by the proteolytic cleavage of chimeric proteins in #Arabidopsis https://doi.org/10.1038/s41598-020-59190-1

This week’s Journal Club by Yifan: https://doi.org/10.1038/s41598-020-59190-1

Scientific Reports volume 10, Article number: 2353 (2020)

倉敷で開催された光合成と葉緑体バイオジェネシスに関する国 際会議に研究室で参加しました!

International Symposium on Photosynthesis and Chloroplast Biogenesis

が11月7日から倉敷で開催され、研究室全員で参加しました。海外からもこの分野のトップを走る錚錚たるメンバーが集まるとあって大変盛況でした。

研究室からは、朝倉さん、白さん、趙さんがポスター発表を行いました。とてもいい経験になったのではないかと思います。

倉敷は食べ物も美味しく魅力的な街でしたね。

http://www.rib.okayama-u.ac.jp/ISPCB/

私たちの葉緑体タンパク質輸送モーター発見の論文が新聞等で 取り上げられました。

私たちの新奇葉緑体蛋白質輸送モーターの発見が日本経済新聞2018年10月15日朝刊に紹介されました。
Science&Tech フラッシュ:葉緑体に不可欠な7つのたんぱく質

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36428130S8A011C1TJM000/

財経新聞(2018年10月15日)にも葉緑体はどうやって植物との共生を開始した? 
として取り上げられています。これは ライブドアニュースやBIGLOBEニュースにも転載されました。

https://www.zaikei.co.jp/article/20181015/471379.html

葉緑体タンパク質輸送モーター発見の論文発表に関する大阪大 学プレスリリースが出ました。

タイトル:世界初!葉緑体成立の謎を解明ータンパク質の分解係からタンパク質の運び屋に

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2018/20181012_1

葉緑体のタンパク質輸送装置に関しては、10年以上前から提唱されている古いモデルが定着していました。われわれのグループでは、この定説に疑問を持ち、2013年に新奇なタンパク質輸送チャネルを発見しサイエンス誌に発表しています。今回報告する新奇な輸送モーターはそれに次ぐ発見であり、これらの発見により、教科書にも載っているような古い定説は覆され、モデルは大幅に書き換えられる事になると考えています。また、葉緑体ゲノムのycf1とycf2という遺伝子は長い間、葉緑体研究者の間で機能未知の謎の遺伝子として知られていましたが、われわれの2013年と今回の報告により、その実体が解明されたことになります。輸送チャネルと輸送モーターの鍵となるコンポーネントとして、葉緑体自身がycf1とycf2という2つの遺伝子を協調的に変化させながら進化してきたことに、私たちも大変驚きました。

私たちの新奇葉緑体蛋白質輸送モーター発見の論文が The Plant C ell オンラインに ブレイクスルーリポートとして2018年10月12日付で 掲載されました。

A Ycf2-FtsHi heteromeric AAA-ATPase complex is required for chloroplast protein import(Free PDF download!)

https://doi.org/10.1105/tpc.18.00357

Johannes M. Herrmann博士による In Brief(解説) A Force-Generating Machine in the Plant’s Power House: A Pulling AAA ATPase Motor Drives Protein Translocation into Chloroplasts にも紹介されています。そのフリーPDFはこちら。

https://doi.org/10.1105/tpc.18.00751